オクターブが押さえやすくなる方法

どうも、ユウキです。

オクターブを制する者はベースを制す!

少し言い過ぎかもしれませんが、ステップアップするためにオクターブは必須の奏法です。

オクターブ奏法で苦労しているのは、何もあなただけではありません。

ほとんどのベーシストが、悩み・苦労するポイントです。

ですが、確実に楽になる方法はあります!

結論から言うと、

力を入れすぎないで練習することです。

オクターブ奏法が辛いのは、こんな思いをしたからではありませんか?

  • すぐ疲れてしまって練習やめてしまった
  • 左手がつりそうでイヤになる
  • 押弦できなくて諦めた
  • ミュートができない

大変なことばかりです。

今回は、楽にオクターブが弾けるようになる効果的な練習方法を書いてみます。

焦らずじっくりと取り組んで、あなたもオクターブを制しましょう!

疲れる原因を特定する

オクターブになった途端に疲れてしまうのは、何が原因なのか考えてみます。

原因その1. 構え方(フォーム)

何を今更と思われるかもしれませんが、ベースの構えに原因がある場合です。

ベースを構える基本姿勢は、弾けるようになってくると見直すことをあまりしなくなります。なぜなら、弾けているからです。

そりゃそうです。弾けているんだから、わざわざ見直すなんて必要ないって思いますよね。

でも、そこが落とし穴だったりします。

オクターブになった途端に疲れてしまうのは、オクターブ奏法のフォームに適していないから。体が無理をしているから疲れてしまいます。

スポーツ選手もフォームを見直して改良を重ねることで、より良い結果と成績を残していますよね。

フォームを見直すことで弾きやすくなることは、意外とあり得ます。フォームを見直す時には、リラックスできているかを基準にすると改善へと繋がります。

この機会にぜひ、見直してみてはいかがでしょうか。

具体的に何を見直せばいいのかは人によって違いますが、記事の後半で取り上げているので参考にしてみて下さい。

原因その2. 押弦の位置

押弦している指の位置が、どこにあるのか確認します。

基本的にフレット左側ギリギリを押さえると、綺麗な音を出せます。一番力を入れなくても良い位置と言っても良いです。

それよりも左へ寄っていくと、押弦に力が必要になってきます。

(手が小さいなど)物理的に指が届かない場合は仕方がありませんが、なるべく力を入れなくても良い位置でフレットは押さえましょう。

それが、疲れにくくするためのコツです。

原因その3. 押弦していない指を見てみる

オクターブの場合、人さし指と小指で押弦することが多いと思います。その時、押弦していない残りの指がどうなっているのか見てみましょう。

力が入ってピーーーンッと立っていませんか?

これは本来、全く必要のない力です。反対の手で触ってリラックスしてあげましょう。

特に人さし指で押弦している場合の小指だったり、その反対もまた然りです。

それぞれの指がリラックスできるようになると、狙った弦に触れられるのでミュートが上手くいくようになります。

力の入れ過ぎに気づくこと

綺麗に音が鳴らない・ミュートが上手くいかないのは、力の入れ過ぎが引き起こします。その結果、オクターブ奏法は疲れるし攣りそうになるしイヤだ・・・となります。

  • 力の入れ過ぎは、無意識のうちにピッキングを強くします。音が濁る原因。
  • 不必要な力は、腕や指を疲れさせます。ミュートが上手くできなくなる原因。
  • 力の入れ過ぎる原因は、ベースの構えから引き起こしている可能性が高い。

無意識にしてしまっていることって、結構あったりします。けど、力を入れ過ぎていることには最初なかなか気付きにくいんですよね。

だからこそ、無意識に意識を向ける。(なんだか矛盾しているように聞こえますが)

今回の場合は、力が入っているかどうか・・・
この時、身体の隅々まで神経を尖らせて意識してみてくださいね。

思いもよらない位置で力が入っているかもしれません。

それが発見できると、リラックスで得られる効果に気がつくようになります。

フォームを見直す

フォームを見直す場合の問題として

  1. オクターブ用にフォームを新たに作るのか
  2. オクターブを見越して今までのフォームも改善するのか

が、考えられます。

僕の場合、2番の「今までのフォームも改善する」にしました。その方が、いちいち切り替えなくて済むからです。

見直しのポイント

見直す時の一番のポイントは、リラックスすることを重点にしました。これまでよりリラックスできるフォームを見つけると言っても良いです。

リラックスを考えた場合、注意したのは以下の6点です。

  • 押弦するフレットの位置
  • 押弦する指の関節の角度
  • ネック裏にある親指の位置
  • 手首や肘の角度
  • ネックの位置(高さや角度)
  • 肩の張り具合

これらを参考に、あなたの力加減やリラックス度合いを見つめてみて下さい。

おわりに

オクターブ奏法を見つめ直すと、意識することって意外と多いんですよね。(これらを自然とできちゃう人がたまにいてます。)

ただ闇雲に練習するよりも、これらを意識することでオクターブ奏法が随分と楽に弾けるようになります。

力を抜いて練習することで身体もリラックスできるようになります。

疲れにくくなるので長時間弾くことも可能になって来るんですね。

いろんな場面やジャンルでオクターブ奏法は出てくるので焦らずトライしてみて下さい。

ではでは。