どうも、ユウキです。
音楽には、色んな規則性があります。 その中で、スケールについての規則性を紹介します。
音程には、半音と全音の2種類があります。
この半音と全音の組み合わせで並べられたものを『スケール』と呼んでいます。
代表的なスケールに、メジャースケールやマイナースケールなどがあります。
規則性を覚えることで、色んな高さ(key)のスケールが弾けるようになります。
では、はじめに半音階の並び方を見てみましょう。
半音階(クロマチックスケール)
各音の隔たりが、すべて半音である音階を『クロマチックスケール』といいます。
ベースでは、隣り合っている音同士の事です。つまり、フレット1ずつの音程は半音で隣り合っています。
0フレットから11フレットまで、11個の半音間隔の音程があり、全部で12個の音があります。
『・半音・半音・半音・半音・半音・半音・半音・半音・半音・半音・半音・』
『E・F・F♯orG♭・G・G♯orA♭・A・A♯orB♭・B・C・C♯orD♭・D・D♯orE♭』
Eクロマチックスケール
全音階(ダイアトニックスケール)
1オクターブを5つの全音と2つの半音とに分割し、7つの音程でできています。
これを、
ダイアトニックスケール
といいます。
ダイアトニック(5つの全音・2つの半音の並び方)の種類として
- 長音階
- 短音階
などが挙げられます。
長音階(メジャースケール)
お馴染みの『メジャースケール』です。1度は、必ず聞いたことがあるスケールではないでしょうか。
『全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音』
の隔たりがあるスケールです。
Eメジャースケール
いわゆる『ドレミ〜』と同じです。
自然短音階(ナチュラルマイナースケール)
マイナースケールの代表とも言えるスケールが、『ナチュラルマイナースケール』です。
『全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音』
の隔たりがあるスケールです。
Eナチュラルマイナースケール
このスケールは、メジャースケールの6番目から始めたものと同じスケールです。
マイナースケールには、この他に2種類のスケールが存在します。
- 和声的短音階(ハーモニック・マイナー・スケール)
- 旋律的短音階(メロディック・マイナー・スケール)
です。
和声的短音階(ハーモニック・マイナー・スケール)
『全音・半音・全音・全音・半音・全音+半音・半音』
の隔たりがあるスケールです。
Eハーモニックマイナースケール
6番目から7番目の音程が全音+半音(フレット3つ分)の隔たりがあります。
ナチュラルマイナースケールの7番目の音が、半音上がったスケールとも言えます。
旋律的短音階(メロディック・マイナー・スケール)
『全音・半音・全音・全音・全音・全音・半音』
の隔たりがあるスケールです。
Eメロディックマイナースケール
メジャースケールの3番目の音が、半音上がったスケールとも言えます。
おわりに
スケールの規則性はいかかでしたか。これ以外にもスケールはまだ沢山ありますが、代表的なスケールを挙げてみました。
今回は、全音と半音の関係が見えやすいように4弦だけで説明しました。
実際の演奏では押さえやすいポジションで弾いてみてください。規則性を覚えることでスケールの形が見えてきます。
ベースは『手の形でスケールを覚える』ことがやりやすい楽器なので、押さえる指をしっかり決めると覚えやすくなります。
ではでは。