どうも、ユウキ(@yukbass51)です。
曲の調であるキー(key)についてまとめてみました。
キーが分かると、楽曲にどんな音を使っているのか・どんなコードを使っているのか。
といった判断がとてもしやすくなります。
キー(key)とは
キー(key)には、メジャー(明るい)・マイナー(暗い)の2種類があります。
日本語では、長調・短調です。ざっくり言うと、曲を聞いたときに明るい雰囲気があればメジャー、暗い雰囲気があればマイナーと判断できます。
では、メジャーとマイナーは何で作られているのかと言うと、「スケール」で作られています。
このスケールを使うことでメロディーが作られます。
2種類のスケール
メジャースケール
最初に、明るい雰囲気(メジャー)のスケールを聞いてみましょう。
きっと聞いたことがあると思います。ドレミファソラシドですね。
明るく響くこのスケールをメジャースケールと呼びます。
マイナースケール
次に、暗い雰囲気(マイナー)のスケールを聞いてみましょう。
こちらも聞いたことがありませんか。暗く響くこのスケールをマイナースケールと呼びます。
このマイナースケールの正式な名称は、ナチュラルマイナースケールといいます。
メジャースケールの3番目・6番目・7番目の音がフラット(♭)することで出来上がります。
主音がスケールの名前になる
スケールの一番最初の音を主音といいます。ドレミファソラシドでは、「ド」の音が主音です。
これは、マイナースケールでも同じでドレミ♭ファソラ♭シ♭ドでも、「ド」の音が主音になります。
なので、ドが主音のメジャースケールは
ド・メジャースケール
・
・
・
何だか格好悪いですね・・・。これは、イタリア語と英語が混ざった言い方になっているからです。
間違いではないですが、英語読みの「Cメジャースケール」と言われることが一般的です。
音階の名前
ドレミファソラシドといった読み方はイタリア語であり、メジャースケールといった読み方は英語です。
ドレミファソラシドを英語で言うと「CDEFGABC」となります。
ロックやジャズなどは、英語読みで言われることが一般的です。
ドを主音としたメジャースケールは「Cメジャースケール」と呼びます。
そして、ドを主音としたマイナースケールは「Cマイナースケール」と呼びます。
平行調
Cメジャースケールの主音から6番目の音は「ラ」の音です。「ラ」からスケールを始めると
何だか暗いスケールに聞こえませんか。これは、Aナチュラルマイナースケールです。
実は、メジャースケールの主音から数えて6番目の音からスケールを始めると、ナチュラルマイナースケールになります。(ナチュラルマイナースケールの3番目からスケールを始めると、メジャースケールになると思ってもO.K)この関係を平行調といいます。
CメジャースケールとAナチュラルマイナースケールは、平行調の関係です。
CナチュラルマイナースケールとE♭メジャースケールは、平行調の関係です。
同主調
同主調とは「主音が同じ」メジャースケールとマイナースケールのことをいいます。
ドレミファソラシド
ドレミ♭ファソラ♭シ♭ド
CメジャースケールとCマイナースケール
メジャーとマイナーの区別はありますが、どちらのスケールも主音はCであり、この関係を同主調といいます。
日本語で表した場合
余談ですが、日本語での読み方を少し書いておきます。
キー →→→ 調
メジャー →→→ 長
マイナー →→→ 短
スケール →→→ 音階
ドレミファソラシド →→→ ハニホヘトイロハ
キーがGのGメジャースケールを日本語で言うと、ト長調長音階となります。
日本語だけで音楽用語を会話することは、実際にはないでしょう。
スケールをドレミ〜で言うことはあったとしても、ハニホヘトイロハで答える人はいないのではないでしょうか。
イタリア語と英語と日本語が変換できるように、それぞれの言葉が何語なのかを知るだけでも随分と意味がわかるのではないでしょうか。
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