どうも、ユウキです。
2フィンガー奏法のメリットをご存知ですか?
実に多くの方が、この2フィンガーで演奏していると思います。
3〜4フィンガーなどの超絶テクがよく見られる様になった今でも、この2フィンガー奏法が基本にあり主流なスタイルでしょう。
最もメリットが多い奏法だからこそ、主流であるとも言えます。
今回は、2フィンガー奏法のメリットを3つ挙げてみました。
内容は以下の3つです。
- コントロールしづらい指を使わなくてもよい
- 高速フレーズを弾きこなすのも可能
- 様々なニュアンスの音が出せる
コントロールのしやすさは大事
一般的に2フィンガーは、人差し指と中指を使って弾きます。
それ以外の「人差し指と薬指」とか「中指と薬指」の組み合わせじゃダメなのかというと、そんなことはありません。
コントロールしやすい2本の指の組み合わせで弾くことが大事です。
ですが、
薬指と小指ってコントロールしづらくないですか?
この2本の指はホント言うこと聞かないですし、ハードなトレーニングを積まないとうまく機能してくれません。
それらの指を使わずに弾けるのが、2フィンガーのメリットのひとつです。
高速フレーズにも対応できる
冒頭でも述べた様に、3フィンガーや4フィンガーといった超絶テクがよく見られる様になってきました。
なので、2フィンガーでのスピードの速さにあまりピンと来ないことがあると思います。
ただ、2フィンガーでもかなりの高速フレーズを弾いているベーシスト代表といえば、やはりジャコ・パストリアスが挙げられます。
Weather Reportのアルバム『8:30』に入っている「Teen Town」を一度聞いてみて下さい。本っ当に速いです。2フィンガーでここまで速く弾けるのかと勇気と絶望を与えてくれます。
最近のベーシストで言えば、やはりアドリアン・フェローでしょうか。ジャコの再来と言われています。
2:00過ぎからの熊蜂の飛行を、エクササイズとして弾いているんですが早いのなんの・・・
様々なニュアンスの音を出すことができる
弦に対して深く指を当てたり指先で弾いたりすることで、様々なニュアンスの音を出す事ができます。
音の強弱や色ツヤなども、指先のちょっとした加減でコントロールすることができます。
素晴らしいベーシストと言われている人は、これができています。
オススメの名盤〜2フィンガー篇〜
ジャコ・パストリアスは、言わずと知れたベーシストでありベースの革命児。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0006TPHHQ” title=”ジャコ・パストリアスの肖像+2″]ダニー・ハサウェイの『ライヴ』でベースを弾いているのは、ウィリー・ウィークス。圧巻のグルーヴで、うねりまくるベースを聞くことができます。
もし無人島に持って聞けるのなら、僕はこのアルバムを持っていきます。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00005HEC4″ title=”ライヴ”]オークランド・ファンクと呼ばれるバンド、タワー・オブ・パワーのライブアルバム
『ソウル・ヴァクシネイション』
ミュートのかかった音色でカッコイイ16分音符を聞かせてくれるのは、ロッコ・プレスティア。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B000057XZS” title=”ソウル・ヴァクシネイション”]など、オススメ音源です。
まとめ
あらゆる状況に対応できる奏法が2フィンガー奏法です。
よほどの高速フレーズを弾きたいベーシストでない限り、ほとんどの音楽に対応できます。
最初に2フィンガーを習得するとニュアンスを大事にしていきたいと思うのか、さらに速くピッキングできる3フィンガーを目指したいのかも見えてくると思います。
テクニックは表現したい音があるからこそ、身に付けたくなります。
あなたに必要なスキルを身に付けてみて下さい。
ではでは。