チューニングを覚えよう!

こんにちは!ユウキです。

今回は4弦ベースのチューニング方法についてです。

まだチューニングをしたことなかったり良くわからなくて苦手だと感じていたら、最後まで読み進めるとチューニングができるようになります。

チューニングで大事なことは、次の3つ。

  • 合わせたい音を覚える
  • 音の順番を覚える
  • ペグの回し方

の3つです。

あなたもチューニングの方法をすぐに身に付けちゃいましょう。

合わせたい音を覚える

音を合わせるために、各弦の音名と名称を覚えます。それでは、各弦の音名を聞いてみましょう。

1弦 G

2弦 D

3弦 A

4弦 E

この音に、各弦を合わすことができればオッケーです。

4弦から1弦まで弾くと、次の様になります。

EADG

では、実際にチューニングを行う際に使うベースのパーツを見てみます。

各弦とパーツの名称

ペグ(Peg)と呼ばれている4つのパーツがあります。

左から順に1弦G、2弦D、3弦A、4弦Eとなっており、このペグ(Peg)を回すことでチューニングを行います。

一般的にペグ(Peg)は、時計回りに回すと弦が緩んでいき(音程が下がる)反時計回りに回すと締まっていきます。(音程が上がる)

ここで一つ注意があります。

EADGと各弦の音とペグの回し方が解っただけでは、まだチューニングができません。

何故なら、チューナーを使った時どの順番で音名が出てくるのか覚えていないと当てずっぽうでペグを回さないといけません。

音名迷子になる前に、クロマティック(半音音階)を覚えましょう。

音の順番を知る(覚える)

音には、全部で12コの音名があります。12の音名がグルグルと繰り返されていて、この並びをクロマチック(半音音階)といいます。

ピアノで音名を見た方がわかりやすいと思うので、下の図を参考にしてください。

右に行けば音程は高くなり、左に行けば低くなります。

青字で表記した音名「E・A・D・G」が、ベースでチューニングした時に一致する音名です。

スラッシュで区切られているのは異名同音であり、同じ音高を示しています。チューナーのメーカーによって表示の仕方が違っており、D#と表示される一方で、別のメーカーではEbと表示されたりします

この順番を見ながらチューニングしていきます。

もし、各弦がDになっていると仮定した場合を見てみましょう。

4弦をチューニングしたい場合

例)

4弦を鳴らした時にDと出たら、Eまでの間にD#/Ebがあります。

ペグを締めて行き、D#/Ebを越えてEに合わせます。

3弦をチューニングしたい場合

例)

3弦を鳴らした時にDと出たら、高いほうのDなのか低いほうのDなのかを確認しましょう。

4弦がチューニングできていれば、4弦のEより高く聞こえるのか低く聞こえるのかで確認できます。

解らない方は上の音で確認してみて下さい。

もし、高ければペグを緩めてからAに合わせて下さい。

低ければ、7つ先にAがあることを確認してペグを締めていきましょう。

2弦をチューニングしたい場合

例)

2弦を鳴らした時にDと出たら合っているか1オクターブ低いかのどちらかなので、これも4弦のEより高く聞こえるのか低く聞こえるのか確認しましょう。

低ければ、12コ先(1オクターブ)にDがあることを確認してペグを締めていきましょう。

1弦をチューニングしたい場合

例)

1弦を鳴らした時にDと出たら、ペグを締めていきGに合わせましょう。

合っているか1オクターブ低いかのどちらかなので、2弦のDより高く聞こえるのか低く聞こえるのか確認しましょう。

低ければ、1オクターブと5つ先にGがあることを確認してペグを締めていきましょう。

ペグの回し方で迷ったら緩める

チューニングをしていて途中でよく分からなくなり、(滅多に切れませんが)巻きすぎて弦を切ってしまった。。。

なんて、悲しい経験をしてしまうかも知れません。

そんな時は、迷ったら緩める

これに尽きます。勘違いをしてペグを締めていくと、いくら太いベース弦でも切れることもあります。

何より、ネックに負担が掛かり良くありません。

もう一度言います。迷ったら緩める』です。

緩んだ状態からペグを締めていく様にすると、しっかりとチューニングできるようになります。

ペグは弾きながら回す

慣れていない間は、ピッキングしてからペグを回すまで時間が掛かってしまいます。

そんな時は、3秒に1回くらいのペースで弾きながらペグを回してみましょう。

メーターの反応が途切れないようにするのがポイントです。

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ステージでも視認性バッチリ!!

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おわりに

最後にチューニングのコツ、というかポイントを2つほど。

1つめは、ペグを締めすぎて下げなくては行けない場合。

緩めてピッタリ合わすのではなく、緩めてから締めて合わす

緩めて合わせた場合、緩めてから締めて合わす場合と比べてチューニングが狂いやすくなります。

2つめは、チューニングが合っている状態の音程をなんとなくで良いので覚えます。

そして、チューナーに頼らずチューニングしてみます。

ゲーム感覚でやってみて下さい。

あとはチューナーを使って、誤差の分を確認して合わせます。

これを繰り返していると、絶対音感の持ち主のように合わせられなくても、段々とチューニングに対する音感が鍛えられます。

こうやってゲーム感覚でチューニングしていくと、気がつけば楽にチューニングできるようになります。

是非、楽しみながら試してみて下さい。

ではでは。