どうも、ユウキ(@yukbass51)です。
誰かが演奏している音をパっと探し出せるようになりたいって思ったことありませんか?
なのに、なかなか探し出せなくてイライラ・・・
自分には音感が無いって思ってしまいますよね。絶対音感があればこんな苦労しなくても良いのにって・・・
でも、絶対音感がなくても音感は鍛えられます!
音感を養う・音を探し出せる力を身に付けるのに必要なことは3つです。
- インターバルを覚える
- 基準を作る
- イメージを鍛える
この3つを繰り返し鍛えることで、音感の精度が上がっていきます。
出したい音をイメージする
自分に音感がないって気付くのはどうしてでしょうか?思っている音が出せないからですよね。
実は、この感覚がすごく大事なんです。
思っている音が出せないってことは、イメージしている音が頭の中で鳴っているって事です。
耳コピができる人は、聴いた音を自分の頭の中で鳴らせています。
音感がないと思うのは、イメージが弱く後から他の情報が入ってくると、それにかき消されてしまうからです。
例えば、出したい音をイメージします。次に、テキトーな目星を付けて楽器で音を出します。
音が偶然一致すれば良いですが、毎回そんなことは起こりません。
なので、楽器で色んな音程を出して音を探してしまいます。
そうすると、イメージしている音がかき消されていってしまいます。
気が付けば、どんな音やったっけ?ってなっていませんか?
イメージした音が、ブレないように基準を記憶しておくことが重要です。
ベースの場合は、イメージしている音がコードのルート音 = 基準の音になっていることがほとんどです。
声を出してイメージをキープする
ブレないイメージを持つには、歌ってイメージをキープすることも1つの方法です。
あらかじめ分かっている音を楽器で出しながら、それに合うように声を出します。
慣れてきたら、声を先に出した後から楽器で音程を出します。
これを繰り返すことで、イメージをキープしやすくなります。
経験上、声が出ない音程でやっても辛いだけであまり練習にはならないです。
自分が出しやすい音程でやるといいですよ。
記憶できるくらい聴く
イメージしづらい・声を出すのも難しい場合、好きな音源を繰り返し聴くのも良いです。
記憶できるくらい聴き倒しましょう。
1曲丸々じゃなくても良いんです。
好きなフレーズや好きな部分だけでも、記憶できるくらい聞けばイメージできるようになります。
なんなら、たった一音だけでも良いです。根気は入りますが、積み重ねて行けばフレーズになり、いずれ1曲になります。
ループ再生できたり、音質の劣化を防ぎながら再生スピードを落としたりできます。
記憶しようと思いながら音楽を聴くことも、音感を鍛える練習になります。
インターバルを覚える
音感を養うためには、インターバル(音程)を覚えることが必須です。
インターバルとは、音と音の距離や幅といった意味があります。
2つの音を聞き比べて、どっちが高いか低いのか判断が付く能力です。
一番わかりやすくて覚えやすいのは、やっぱりドレミ(Cメジャースケール)でしょうか。
ド→レ・ド→ミ・ド→ファ・ド→ソ・ド→ラ・ド→シ・ド→ド
と、ドを基準にして順番に弾いて音程を覚えていきます。
インターバルを覚えるために、上に書いたイメージを持つ力が必要になります。
基準がブレると、インターバルが分からなくなるからです。
イメージできていると思っていても案外忘れてしまうことがあるので、イメージが弱くなっていないか常に意識しながら練習すると効果的です。
歌って覚える
インターバルも歌って覚えると効果的です。
キーが合わなくて声が出しにくかったら、Cメジャースケールじゃなくても他のキーのメジャースケールで大丈夫です。
スケールが大変だと感じる場合は、コードトーンから始めても良いと思います。
しっかりイメージがキープできるようになったら、以前より耳コピが楽になっているはずです。
インターバルの練習方法は、答えが弾いて直ぐに分かるのでオススメします。
おわりに
インターバルが分からない、基準が無い。この2つは、イメージの弱さから来ています。
イメージの弱さが基準をブレさせ、基準が曖昧だからインターバルも分からなくなってしまいます。
イメージは、自分が思っている以上にできてなかったり弱かったりします。
できているって思い込んでいたりするんです。
しかも、自分でしか気付けないとこが厄介なところです。
気付くのも、できるようになってからなんですけどね・・・
また、イメージは別の思考が入ってくると薄れたりしやすいので途切れたらイメージし直す。
を繰り返しながら負荷を掛けていくと良いです。
音感が付いてきたと自分で思える頃には、癖付いているので意識していることを意識せずできるようになっています。
音感を鍛えるヒントになれば嬉しいです。
ではでは。