Bluesのシンプルな構造と奥深さ

どうも、ユウキです。

Bluesを演奏するにあたって、プレイヤー全員が覚えているのがコード進行です。これを覚えていると、ベテランのミュージシャンも楽器を初めて間もない人でも一緒に混ざってプレイできるジャンル。と言っても過言ではないかもしれません。

そして、Bluesのコード進行を知っていると、言葉は喋れなくても世界中のプレイヤーと一緒に演奏できる最も有名なジャンルとも言えます。

Blues進行の基本系

Bluesには決まったコード進行があり、基本的に12小節で1コーラスの形態を持つ音楽スタイルのことを言います。

例外として、8小節のBluesもあったりします。それでは、Bluesのコード進行をおさらいしてみましょう。

key = A のブルース進行を見てみます。

Bluesのコード進行 その1

blues_dig

Bluesのコード進行 その2

blues_dig1

コード進行その1とその2の違いですが『2小節目がⅣ7に行くかⅠ7のまま』かの違いがあるので注意しましょう。

Blues進行は、この基本形を憶えておくと、とりあえずは困ることはないです。

コードはすべて7thコードになっていてこれがBluesの響きを作る最大の要因になっています

Bluesをディグリーネームと機能で覚える

コードネーム下のディグリーネーム(度数)Ⅰ7、Ⅳ7、Ⅴ7を覚えることで移調がしやすくなります。それぞれ、トニック(Ⅰ7)、サブドミナント(Ⅳ7)、ドミナント(Ⅴ7)といった機能があります。

Bluesは3つのコードしかないので、覚えやすさは他の楽曲に比べると格段にラクです。

11、12小節目は「ターン・アラウンド」と呼ばれる部分です。Blues進行を繰り返し演奏するときに、流れをスムーズにするためにドミナントコード(Ⅴ7)にすることがほとんどです。

ダイアトニックコードを簡単に導き出す方法 ダイアトニックコードを簡単に導き出す方法

リズムについて

多くのBluesは、シャッフルのリズムで演奏されます。(もちろんシャッフル以外のリズムでも演奏されます)

Sweet Home Chicago(YouTube) 

色んなアーティストにカバーされている「Sweet Home Chicago」この動画はBluesのオールスターが集まって演奏しています。

B.B King – I Want You So Bad(YouTube)

16分音符のスウィング感が気持ち良く、ファンキーなベースラインが印象的なBlues。このベースはジェーリー・ジェモット。

ファンキーなベースラインが聞けるBluesの一枚。

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Bluesの種類

Bluesは、アメリカの地域ごとに発展してきた音楽で細分化することができます。

ギタリストの代表的なものを挙げてみました。

デルタ・ブルース

Crossroad(YouTube)

ロバート・ジョンソン

シカゴ・ブルース

Got My Mojo Workin'(YouTube)

マディ・ウォーターズ

テキサス・ブルース

Stormy Monday Blues(YouTube)

Tボーン・ウォーカー

ルイジアナ・ブルース

Come On – part1(YouTube) 

アール・キング

モダン・ブルース

The Thrill Is Gone(YouTube)

B.B・キング

ファンク・ブルース

I Can’t Lose (With The Stuff I Lose)”&”Tin Pan Alley”

フィリップ・ウォーカー

ジャズ・ブルース

Saturday Night Blues

ケニー・バレル

West Coast Blues (YouTube)

ウェス・モンゴメリー

さいごに

Bluesは3コードの12小節とシンプルですが、奥が深く色んな要素が詰まっているジャンルです。シンプルだからこそ曲の盛り上げ方やアドリブの仕方などが、どういった展開でされているか発見もしやすいように思います。

気にいった種類のBluesを掘り下げていくのも、楽しみ方の一つとして是非取り入れてみて下さい。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”479729065X” title=”ブルースに囚われて―アメリカのルーツ音楽を探る”]

ではでは。