どうも、ユウキです。
突然ですが、物事って色んなことが組み合わさって動いていますよね。
人とのコミュニケーションや社会生活。
日々の出来事は、あらゆるものの組み合わせによってより大きな一つの物事を動かしたりします。
それは、音楽にも同じことが言えます。
バンド全体の演奏やアンサンブル、プレイヤー個人の演奏も同じ様に考えることができます。
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例えば、バンドアンサンブルでサウンドがゴチャッとした部分があったとします。原因は、ベースがルートを外したからでした。
この部分は、ベーシストがルートをしっかり弾くことで解決します。
アンサンブルを俯瞰することで、どの部分を解決すれば良くなるかが見えてきます。
自分の演奏で必死になると周りを見渡せなくなるので、慣れない間は録音することをオススメします。
他の何かに注意を向けたければ、自身のテクニックに気を取られていては出来ません。
『客観視するには、テクニックを忘れる』
ヴィクター・ウッテンは、ワークショップでこの様に述べています。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B002IS2WC6″ title=”【日本語字幕版】グルーヴ・ワークショップ / ヴィクター・ウッテン [DVD]”]細部を見る
では、ベーシストがなぜルートを外したのかを考えると
- ピッキングする部分が上手く動かない
- フレットを押さえる部分が上手く動かない
- リズムが上手いこと掴めない
など
部分を見つめることで原因が分かります。「フレットを押さえる部分が上手く動かない」が原因だった場合、何故、上手く動かなかったかを考えると
- 運指が適切ではなかった
- ポジション取りがいつもと違った
- 考え事をしていた
など
運指が適切でなかったら、スムーズに行く運指を探すと解決するかもしれません。ポジション取りがいつもと違うのなら、いつも通りにすると良いでしょう。
考え事をして間違えたのなら、考え事をしない様にするか
先に考え事を解決することで間違えずに済みます。
こうして部分から部分へ、まるで連想ゲームのように細部へと深掘りして行くことで原因が見つかります。
そして、改善や修正をすることで良い方向へと向かいます。
全体を見ることと細部を見ること
この2つが組み合わさることで、個人が良くなり全体が良くなる。どちらかに不具合があると、上手く機能しなくなります。
何を練習すれば良いのかを探る場合にも当てはまります。特に個人のレベルアップを図る時には、自分で課題を見つけられるようになります。
やらないといけない事がたくさん見つかったら、優先順位をつけていきます。何から始めれば良いのか迷ったり分からない場合は、誰かに習うことも考えて良いでしょう。
バンドや個人練習で迷った時、全体を見ること・細部を見ることを是非取り入れてみて下さい。