ベースの半音下げチューニングについて、最も一般的な「クロマチック・モード」と、設定が簡単な「フラット・チューニング・モード」の2種類の方法を解説します。
1. 半音下げチューニングの音名
通常のレギュラーチューニングから、各弦を半音ずつ下げます。チューナーに以下のアルファベットが表示されるまでペグを緩めてください。
弦 | レギュラー | 半音下げ(目標の音) |
|---|---|---|
1弦 | G | F# (Gb) |
2弦 | D | C# (Db) |
3弦 | A | G# (Ab) |
4弦 | E | D# (Eb) |
2. チューナーの設定で合わせる方法(フラット・モード)
チューナーに「♭(フラット)」ボタンやモードがある場合は、以下の手順で設定可能です。
- 設定でフラット(♭)を1つ有効にする。
- チューナーの表示がレギュラーと同じ**「E・A・D・G」**になるまでペグを緩めて合わせる。
この方法なら、頭の中で音名を読み替えなくて済むため、初心者の方には特におすすめです。
3. 半音下げチューニングの効果
- 低音域の拡張: 4弦ベースで「E♭」の音を鳴らせるようになります。
- 運指の最適化: 半音下げで演奏される楽曲において、開放弦を利用したスムーズな演奏が可能になります。
- 音色の変化: 弦の張力が弱まるため、独特のルーズな響きになります。
4. 楽器の状態への影響
- 弦の振幅: テンションが下がるため、弦がフレットに当たりやすくなる(ビビリが生じる)場合があります。
- ネックの反り: 弦の張力が変わることで、ネックの状態が変化することがあります。必要に応じて楽器の調整を行ってください。
おわりに
半音下げチューニングの最大の意味は、普段は出せない半音下の音程を開放弦で鳴らせることにあります。これにより、運指の効率化や新しいニュアンスの表現が可能になります。
レギュラーチューニングや5弦ベースではしっくりこない楽曲のときは、ぜひこの記事の手順で試してみてください!