ドロップDチューニングとは、4弦のチューニングのみを通常の「E」から「D」に下げる方法です。1〜3弦はレギュラーチューニングのまま変更しません。
1. ドロップDチューニングの音名
レギュラーチューニングから、4弦のみをE→D へ下げます。チューナーに以下のアルファベットが表示されるまでペグを緩めてください。
弦 | レギュラー | ドロップD(目標の音) |
|---|---|---|
1弦 | G | G(レギュラーのまま) |
2弦 | D | D (レギュラーのまま) |
3弦 | A | A (レギュラーのまま) |
4弦 | E → | D |
注意点
4弦のペグを緩めて音を下げる際、一度「D」よりも少し低い状態まで下げてから、最後はペグを締める方向で「D」に合わせると、ピッチが安定しやすくなります。
2. チューナーの設定について
主に「クロマチック・モード」と「フラット・チューニング設定」の2通りの方法があります。
A. クロマチック・モード(推奨)
音名をそのまま「C, D, E...」と表示するモードです。 4弦を緩めていくと、表示は E → Eb → D と変化します。
設定変更が不要で、他の変則チューニングにも対応しやすいため、基本的にはこの方法で行うことを推奨します。
B. フラット・チューニング設定
チューナーの設定で「フラット(♭)」を**2つ(半音2回分)**有効にします。
この設定にすると、4弦の実音が「D」になっても、チューナー画面上では「E」が表示された状態でメーターが合うようになります。「レギュラーと同じ感覚で合わせたい」という場合に有効です。
3. 注意:ベース・モードは非推奨
チューナーの「ベース・モード(弦番号で 4, 3, 2, 1 と表示される設定)」は、ドロップDチューニングには不向きに感じます。(主観ですが)
おわりに
レギュラーチューニングの手順さえ確実であれば、ドロップDは4弦を下げるだけですぐに対応可能です。もし音程が分からなくなった場合は、一度4弦をレギュラー(E)に戻してから、再び試してみてください。