どうも、ユウキ(@kohayubass)です。
あなたは、自分のリズム感がどんなものか答えられますか?
リズム感がないと言われたらショックですよね。僕は、言われた時ショックでした・・・
それから、自分のリズム感に対して意識を向けるようにしました。
リズム感がないと単純に言っても、色んな意味が含まれています。
- タイミングがずれる
- 一定のリズムがつかめない
- 音楽の周期性が感じられない
実は、これらには共通して足りていないモノがあるんです。
そのまま放っておくと、『自分はリズム感ないのか・・・』とだけ記憶して、具体的に何が悪いのか分からずにリズムに対してコンプレックスを抱きます。
今回は、共通して足りていないモノ=リズム感を良くするために必要なことを解説します。最後まで読むとリズム感を良くする対処法が解ります!
リズム感が悪いと感じる主な理由
リズム感がない・悪いと思った時に大切なのは、どういう風にリズム感がないのかを知ることです。
冒頭で挙げた3つの理由、
- タイミングがずれる
- 一定のリズムがつかめない
- 音楽の周期性が感じられない
これ以外にも、
- 合っているか分からない
- 自分の中にリズムに対する軸がない
- 合わせる対象がそもそも違う
など、色んな理由があります。
これらに共通するのは、リズムに対しての軸がないことです。
裏返すと、リズムの軸を作ればリズム感は鍛えられるし良くなります。
リズムの軸を作るためにビートを捉える
リズムの軸を作る方法のひとつに「ビート」があります。
[alert title=”ビートについて”]世間一般に言われている「8ビート」「16ビート」とは別の捉え方をしているので注意してください。[/alert]
間とビートの違い
『よぉ〜〜おっ』と言われると『パンッ』と手を叩くタイミングが、図らずとも分かりませんか?
これは、音と音の「間(あいだ)」を「間(ま)」という伸縮が曖昧なものでタイミングを合わしています。
コトバンクより
まず時間意識の間からみると、リズムとかタイミングともいいかえられるが、日本の間と西洋のリズムの間にはかなり差がある。江戸時代の『南方録(なんぽうろく)』という本は「音楽の拍子でも、合うのはよいが拍子に当たるのは下手だ。雅楽には峯すりの足というのがあって、拍子を打つ瞬間の峯に舞の足の峯が当たらずに、ほんのわずかずらすのが秘伝だ」と述べている
『間』でリズムを取りに行くと合いません。
この感覚でリズムを合わせようとすると、ビートに置いていかれます。
ビートは目印
ビートは、テンポ / タイムの「目印」として考えられます。一定の間隔で打たれるので「周期性」を感じ取る事ができます。
「間」とは別の感覚でリズムを捉えるためにビートの感覚を手に入れましょう。
それが、リズム感を良くする大切な一歩となります。
ビートを意識する方法
ビートを意識することは難しくありません。その方法はとても簡単です。
曲を聞く時に、始まりから終わりまで拍子を数える。
これだけです。
シンプルだからこそ、すぐに練習できます。
ビートを数える
あなたの大好きな曲を1曲選んで下さい。準備するのは、たったこれだけ!
曲の最初から最後までビートを数えてみましょう。
[memo title=”MEMO”]4/4拍子で速いと感じない曲がオススメです。慣れていないと結構大変かもしれませんが、途切れることなく数えてみましょう。[/memo]
やってみると意外と大変なことに気が付きませんか? ビートを数えることでビートの存在が意識できるようになります。
間の感覚が染み付いていると、ビートの感覚を持続させることが難しくなります。(直ぐに数えることを止めちゃうんですよね)
最後まで数えられることが、ビートを意識しながら持続させることに繫がります。
おわりに
ビートの感覚があれば何も音楽が鳴っていなくても、そこにリズムを感じて出せることができます。
歌う前や楽器を弾く前にビートを感じ取ってから演奏をするように心掛けると、リズムの意識が高まりリズム感が良くなっていきます。
ビートを感じ取れることで、タイムを意識できるようになります。
普段聞いている音楽にビートの意識を向けてみて下さい。
ではでは。