どうも、ユウキ(@yukbass51)です。
ジャズは好きだけど、演奏するには難しくて敬遠している。
もしくは、一度どんなものかチャレンジしてみたいといった方へ、スウィングのベースラインを作る時の考えを書いてみます。
事前に知っておきたい事は、以下の3つです。
こちらの記事でも詳しく解説しています。
【図解】初心者でもすぐにベースラインが作れる方法
【初心者必読】指板上のポジション(音名)を覚えるちょっとしたコツ
上の3つのことが分かる・大丈夫であれば、この記事を読み進めて次のステップへチャレンジしてみて下さい。
最後まで読むと、コードトーンを使ったベースラインの作り方が分かるようになります。
基本のリズムについて
スウィングにおける基本のリズムは、1小節に4分音符を4つずつ弾きます。
初心者の場合は、(テンポにも左右されますが)いきなり4分音符で弾くのは大変かもしれません。
なので、ハーフタイムフィールで弾くことをオススメします。1小節に2分音符を2つ弾くリズムです。
ハーフタイムフィールのドラム
スウィングのドラム
基本的なドラムはこんなカンジです。
ルートを弾く
はじめは、2分音符でコード進行に沿ってルートだけ弾いてみます。
5フレットまでのポジションで、自在にルートが弾けるように練習します。
オクターブ上のルートも弾けるのであれば弾いてみましょう。
慣れてきたら、6フレット以降のポジションでも弾けるように練習します。
2分音符のリズムに慣れたら、4分音符のリズムでもやってみましょう。
5thのアプローチを加える
できるようになったら、5thの音程を加えます。
慣れるために、最初は2分音符のリズムで弾いていきます。
1拍目にルート、3拍目に5thといった具合で弾きます。
2拍ずつコードが変わる小節が出てきたら、今はルートだけで大丈夫です。
慣れてきたら、4分音符のリズムでも練習します。
1・2拍目にルートを弾き、3・4拍目に5thを弾くアプローチをやってみます。
これも、5フレットまでのポジションで練習してから、6フレット以降の練習をしてみましょう。
ここで少し難易度が上がったと感じたら、2分音符の練習に戻ります。
ルートを弾いたら、すぐに5thの位置を予測する練習をします。
イメージ的には、1拍目のルートを弾いた瞬間に5thの位置を把握している状態です。
「あれ?どこだったっけ??」っと思っている間は、憶えきれていない証拠です。自分の心に正直になって判断して下さい。この感覚を鍛えられるのは、あなた自身です。同じ練習のようでも、さっきとは違う意識を持って違う練習をしましょう。
半音階のアプローチを加える
5thのアプローチと4分音符のリズムに、半音階のアプローチを加えます。
1・2拍目にルートを弾き、3拍目に5thを弾きます。
次が大事です。4拍目に、次の小節の1拍目(ルート)に向かって半音上、もしくは半音下からアプローチします。
このアプローチは、コード進行が4度進行の時に一番効果を発揮します。
すると、5thから綺麗に半音階で繋ぐ事ができます。
これができるようになると、スウィングのベースラインらしい音程の動きになります。
おわりに
今回のアプローチは、ベースラインを作る上で考えうる最も基本的な方法です。
なので、このアプローチができればスウィングに限らずどんなジャンルのベースラインにも応用が効かせられます。
言わば王道のアプローチです。
できるようになってくると、耳が雰囲気を憶えて(飽きて)くるので他のアプローチにもチャレンジしたくなってきます。
入り口としても始めやすいので、このアプローチから始めてみてください。
ではでは。