どうも、ユウキ(@yukbass51)です。
どうして、耳コピにインターバルが必要になるのか気になったことありませんか?
その理由は、 相対的に音を探しやすくなるからです。
耳コピをする時に行き当たりばったりで音を探しているとしたら、その方法は物凄く遠回りしています。
耳コピは、聞いた音(取りたい音)と楽器で出した音が合っているかどうか判断して音を探していく作業です。
そして、音を探す時に使っている感覚がインターバルを感じ取っています。
いわゆる音感と呼ばれているものです。
- 合っているかどうか判断できる
- 聞いた音と違う。高い・低いと判断できる
- 耳コピが早い人は、即座に判断できる
インターバルを覚えているからできる事です。
ただ、音感が鋭い人もいれば鈍い人もいてます。
もし、鈍いと思ったのなら安心してください。インターバルは、訓練次第で身に付けることができます。まずは、インターバルを知るところから始めてみましょう! それが、耳コピができる様になる第一歩です。
はじめに
音階は12個に区切られ、一つ一つを『半音』と定義されます。半音は、2つ並ぶと『全音』と定義されます。
音程は、基準の音から半音(全音)が何個あるのかを定義したものです。
基準の音をルート(Root)と定義されています。
ルートを押さえることは、ベーシストの最も重要な役割の一つです。
長・短・完全音程
長音程と短音程は、
- 2度
- 3度
- 6度
- 7度
と4つの種類があります。 完全音程には、
- 1度
- 4度
- 5度
- 8度
と4つの種類があります。
長音程
※画像をクリックすると大きくなります。
短音程
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完全音程
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増音程・減音程
長・短・完全音程を基準にし、そこから半音広くなったり狭くなったりする音程。
増音程
長2度・長3度・長6度・長7度の音程それぞれから半音広がると、増2度・増3度・増6度・増7度となります。
- 長2度 → 増2度
- 長3度 → 増3度
- 長6度 → 増6度
- 長7度 → 増7度
また、完全1度・完全4度・完全5度・完全8度の音程それぞれから半音広がると、増1度・増4度・増5度・増8度となります。
- 完全1度 → 増1度
- 完全4度 → 増4度
- 完全5度 → 増5度
- 完全8度 → 増8度
減音程
短2度・短3度・短6度・短7度の音程それぞれから半音広がると、減2度・減3度・減6度・減7度となります。
- 短2度 → 減2度
- 短3度 → 減3度
- 短6度 → 減6度
- 短7度 → 減7度
また、完全4度・完全5度・完全8度の音程それぞれから半音狭くなると、減4度・減5度・減8度となります。
- 完全4度 → 減4度
- 完全5度 → 減5度
- 完全8度 → 減8度
完全1度より狭い音程は存在しないため減1度はありません。
まとめ
- 長・短・完全音程は、基準(ルート)があることで距離が分かります。
- 増・減音程は、長・短・完全音程を基準に距離を測ります。
- 長・短・完全音程を覚えていなければ混乱の元になります。
インターバルは、何を基準にして測っているのかが重要です。
基準が分かると、そこから半音の数を数えれば分かります。
最終的に耳だけで判断できる様になれば、しっかりとインターバルが身についている証です。
基準をしっかり把握して、覚えやすいインターバルからトライしてみて下さい。
ではでは。