どうも、ユウキ(@yukbass51)です。
ベースを弾く時、身体を使っていることを意識していますか?
ベースをコントロールするということは、身体をコントロールしているということです。
「一体、何を言ってるの?」
っと、思われるかもしれません。
例えば、演奏するときに
「中指で3弦3フレットを押さえてピッキングは人差し指でする」
などと、いちいち全ての動作を考えませんよね。
その上で、自分の演奏した音を耳を使って「弾けている」と判断している訳です。
これらは、無意識に行われていることです。
逆に言うと、無意識のレベルまで落とし込んでいるからコントロールできている。とも考えられます。
ですが、もし
- 身体と脳の感覚にズレが起こっているとしたら
- コントロールすること自体に認識のズレや誤差を含んでいたとしたら
- そのせいで、アンサンブルが合わなくなっていたりリズム感が良くならなかったりしていたとしたら
少しゾっとしませんか?
もう一度言います。
ベースをコントロールするということは、身体をコントロールしているということです。
もし、あなたが少しでもゾっとしたのなら今一度、あなた自身の感覚を確かめることで思った以上に良い結果が得られます!
身体と脳の感覚のズレに気づく
身体のコントロールにおいて、実際の動きとイメージの間にギャップがあることがあります。
なかなか自分自身で気付くことができないのが問題です。
なぜなら多くの場合、思い通りに動いているように感じるからです。
なので、
思い通りに動いている = 自分の基準
と、なってしまいます。
しかし、この基準は自分の意思とは反してズレていることがあります。
このことを、武井壮さんがスポーツに例えて分かりやすく話してくれています。
人はスポーツをする時、たいてい自分の視線とは違うところで体を動かしている。見えて(見て)いないところを動かす。それを、スポーツをしていない状態でズレているってことは、スポーツすると必ずズレている。
もし、これらのズレに気付かないまま練習を続けていると修正したい時に苦労することになります。
長年の癖として身体に染み付いてしまったものは、修正にとてつもなく時間が掛かるからです。
ベースの演奏と身体の誤差
身体と脳の感覚にズレが起こっていたとしたら、演奏にも影響があります。
それは、
- 発音のタイミングがズレている
- 聞こえ方がズレている
- イメージとズレている
これらの問題が起きていることになります。
ベースの発音は、弦に指が触れた時に鳴るのではなく弦が離れた(振動する)瞬間に鳴り出します。
もし、弦が触れた瞬間に音が鳴っていると思っていたのなら、実際の音が耳に入るまでに誤差があることになります。
そうすると、リズムのコントロールにも影響してくることになります。
リズムがズレている原因
リズムが遅れたり走ったりする原因は、イメージと聞こえかたのズレがあるからかもしれません。
例えば、周りの音が聞こえてから反応していたとしたら、必ず遅れています。反対に、イメージだけが先行していたら走っていくでしょう。
ジャストのタイミングを知ることで、ズレることのない基準を一つ作り上げることができます。
おわりに
身体と脳の感覚のズレに気づけることは、ラッキーです。
テクニックが習得できない。アンサンブルが合わない。リズム感が良くならない。
などの原因になっているからです。
なので、定期的に見直したいですよね。
感覚のギャップは、基礎練を積み重ねることで気が付けるものだと僕は信じています。
そして、より良い方向へと修正していけば一段とステキな演奏ができるようになりますよ!
ではでは。